2012年01月02日
お年玉の話
年末に時間が足りなくなってしまい、元日を大晦日に...
自分を偽った2012年は、本日からお正月です...(泣)
いきなり、お年玉のシーズン真っ盛りです...(--;)
そもそも、何でお年玉っていう習慣があるんでしょうか...??

ちょっとだけ調べてみましょう...
Wikipediaでは、
お年玉は、正月に新年を祝うために贈答される品物のこと。
単に年玉(としだま)ともいう。
現在では子供に金銭を与える習慣
及びその金銭の意で用いられることが多い。
金銭でなく菓子などを与える地方もある。
年末に贈られる歳暮と異なり、目上の者が目下のものに贈るのが特徴。
これをもって年の賜物(たまもの)であるから「としだま」という名がついたという説がある。
また、古くは餅玉を与えたために「年玉」の名前がついたともいう。
「たま」とは、「たましい」のことであり、「としだま」とは
新年を司る年神への供え物の下げられたもののことであると民俗学的には説明される。
供え物には祀った神霊の分霊が宿るとされ、
それを頂くことにより、人々は力を更新して新たな一年に備えるのである。
年玉の習慣は中世にまでさかのぼり、
主として武士は太刀を、町人は扇を、医者は丸薬を贈った。
目下の者が頂いて、新たな1年に備えるものなのね...(^^)b
All Aboutの 「お年玉の常識」 には、
年神様の魂が宿った丸餅を家長が家族に分け与えたのが始まりで、
この丸餅を年玉と呼んだことから「御年玉」「御年魂」と呼ばれるようになりました。
お年玉とは、年神様にお供えして魂の宿った餅玉を
年長者から目下のものに分け与えた「御年魂」「御年玉」に由来し、
家長から家族へ、店の主人から使用人へ渡したりしていました。
従って、目上から目下へ渡すものとされています。
いくつか例題があります...
【シーン:1】
初詣にでかけたら上司の一家とバッタリ。
小学生のお子さんを連れている場合、「お年玉」を渡したほうがいい?
→ たとえ子供でも、上司の家族に「お年玉」をあげるのは失礼にあたるため、
「お年玉」を渡す必要はありません。
どうしても何か差し上げたい場合には、
「玩具料」「文具料」などの名目で渡しますが、子供は大喜びでも、
上司の家族に部下が金品を渡すのは失礼だととる方もいらっしゃるので、
臨機応変に対処したほうがいいでしょう。
【シーン:2】
お正月に自分の親にお小遣いをあげたい場合、「お年玉」でいい?
→ 「お年玉」を子から親へ渡してはいけません。
この場合は「御年賀」として渡してくださいね。
【シーン:3】
外出先で友人の一家とバッタリ。
お子さんにお年玉をあげたいけれどぽち袋を持っていない場合、
どうしたらいい?
→ ティッシュペーパーでも構いませんから手持ちの紙に包み、
ポチ袋がない無礼を詫びて渡しましょう。
売買以外のお金は包んで渡すものなので、
裸で渡してはいけないのです。
【シーン:4】
ぽち袋を用意したけれど、
正しい紙幣の折り方や入れ方がわからない。
お金ってどう入れるの?
→ お金の包み方には作法があるので、テキトーに入れてはいけません。
基本は、袋を開けたときに紙幣が開きやすいことと、
紙幣も硬貨も表を向いていることです。
紙幣はできるだけ新札を準備しましょう。
ぽち袋へのお金の入れ方
【紙幣の表裏と折り方】
紙幣は肖像があるほうが表です。
開いたときに表が見えるよう表を内側にし、
左→右の順にゆるやかに3つ折りします。
袋の大きさによっては4つ折りにすることもありますが、
縁起が悪いのでできるだけ避けましょう。
【お金の入れ方】
ぽち袋を表に向け、折った紙幣(上記参照。右側がかぶさった状態)を、
天地が逆さまにならないようにして入れます。
硬貨も表にして入れましょう。
【硬貨の表裏】
硬貨は製造年が刻印されているほうを裏と考えます。
従って、絵柄・漢数字のあるほうが表。
製造年・ローマ数字のあるほうが裏(5円硬貨は、ローマ数字はありません)。
家長から家族に贈るもの、っていうことになると、
わたしは贈られる側だな...(^^)b
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Posted by makonosuke at 00:03│Comments(0)
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