警報・注意報

makonosuke

2010年05月24日 00:03

こんなニュースを見かけました...



気象庁:市区町村単位の気象警報、
TV・ラジオ速報せず 「情報量膨大で住民混乱」

毎日新聞

気象警報・注意報、発表きめ細かく…TVなど困惑
読売新聞



報道できない様な警報・注意報って、有効なんでしょうかねー?



まったく
東京だけで
672って









事の発端は、平成22年1月26日の気象庁のこの発表です...



大雨や洪水などの気象警報・注意報の改善について

概要
気象庁は、大雨や洪水などに対する警報・注意報を、
平成22年5月から、市町村を対象区域として発表します。

本文
気象庁では大雨や洪水などによる災害への警戒・注意について
大雨警報などを、都道府県をいくつかに分けたあらかじめ定めた
複数の市町村で構成された地域を対象に発表していました。
これを、平成22年5月から、「●●市に対して大雨警報を発表」など、
個別の市町村を対象として発表する改善を行います。
これにより、警戒の必要な市町村が明確になるなど、
効果的な防災対応につながるものです。
気象庁では平成16 年の豪雨や多数の台風被害を受けて、
防災気象情報の改善を進めていますが、
今回の措置についてもその一環として実施するものです。



リーフレット「大雨などの警報が変わります。 
~「市町村ごとに発表」もっとわかりやすく~」




もっともらしい内容です...(-_-;)

でもさー、みんなが携帯の警報メールしか見ないんならともかく
全国一律でやる必要性ってあるんですかねー...(-_-;)
ゲリラ豪雨だけでいいんじゃないの...

たとえば東京都の場合、渋谷区と港区を分けるんだったら
八王子市を3つくらいに分けた方が有効なんじゃないかな?...(>_<)

神奈川県だって、川崎市を7つの区に分けて
倍以上広い相模原市は1つっていうのも変でしょ...(-_-;)


一定の面積単位とか、人口の集中単位とか、
地域の自然環境別にした方が、
実際の警報・注意報として使い勝手がいいと思うのは、
わたしだけですかねー

雨雲や雷には行政区画なんて関係ないんだから、
「だいたいこの辺の地域」って発表してもらわないと、
ラジオの場合、出先の警報がわかんないじゃん...

住民が必ず家に居ると思ってんのかね...???


キャンプ場だけじゃなく、他県へ外出した場合に、
「○△市に警報です」って聞いても、
それが近いのか遠いのか判んないし、
ただでさえ、市や町の名前が合併しちゃって、
聞いたこと無いような市町村名なんだからさー...(>_<)

東京に40年以上住んでたって、
荒川区と台東区と墨田区の区別が出来ないんだし...(TT)

自分の住んでるところだって覚えきれないのに、
神奈川、千葉、埼玉、ましてや静岡や山梨の
行政区画なんてまったくわかんないですよ...


市町村ごとに警報・注意報が発表されて、
「おー便利だなぁ」っていう利用方法が、
ぱっと思い浮かばないんですよね...

結果として災害が発生した場合の、
行政の対応責任を、末端の市町村に
押し付けているように見えてならないんですけど...


遠くに出かけるのが不安になっちゃいますよ...

株式会社ウェザーニューズのような、
民間気象会社には、もうちょっといい対応をしてもらいたいなぁ...(^^)


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